高精度AIOCRを搭載した業務自動化ソリューション『fileAI』、シリーズAで1,400万米ドルの資金調達を実現
TOKYO, JAPAN, February 18, 2025 /EINPresswire.com/ -- シンガポールのスタートアップ企業であり、高精度AIOCRを搭載した業務自動化ソリューション「fileAI」を開発するBluesheets Pte.Ltd. (以下ブルーシーツ社)は、シリーズAで1,400万米ドル(約20億円)の資金調達を完了しました。本ラウンドは、Illuminate Financial、Antler Elevate、Insignia、Heinemann Group などの投資家が主導し、これにより、これまでの累計調達額は2,000万米ドル(約29億円) を突破いたしました。
ブルーシーツ社は、日本、シンガポール、オーストラリア、タイ、香港、インドネシア、米国など多様な地域で「fileAI」の営業・販売活動を行い、これまで250社以上の企業に手作業や目視が必要な業務を完全に自動化するDX推進に貢献して参りました。
今回の資金調達により、「fileAI」は自社独自のAI機能をさらに強化し、企業の業務コストを数百万ドル削減し、AIの力で更なる業務効率性を引き出すソリューションとしての地位を確立する取り組みを加速します。「fileAI」は、今回の資金を活用して、AIによるファイル認識、ファイル管理の専門性をさらに深化させる製品開発を推進してまいります。
世界中に存在しているデータは、PDF、スプレッドシート、電子メールなど、さまざまな形式であり、そのデータのおよそ90%は非構造データと呼ばれております。尚且つ、それらのデータは複数の言語や構造にまたがっており、こういったデータ形式が異なる多種多様なデータを管理することは、データマネジメント経営を行いたい、もしくはDX推進を進めたい企業にとって、大きな課題となっています。「fileAI」は、先進の予測型および生成型AIを活用することで、テキスト、画像、動画の認識をシームレスに行い、さらには、エンタープライズ向けコンポーネントとの統合をも実現します。その結果、コスト削減、生産性の向上、データの透明性向上といった効果が得られます。
2024年だけで、「fileAI」は2億ページ以上の文書・ファイルの処理と自動化を実現し、企業の作業時間を推定42万時間、コストを700万米ドル以上削減しました。金融業、保険業、会計業務、製造業など、幅広い業界にソリューションを提供することで、「fileAI」は世界中の数百社の企業にとって信頼できるパートナーとなっています。また、「fileAI」のソリューションは200以上の言語に対応しており、グローバル企業のオペレーションにおいても選ばれる理由となっています。MS&AD、東芝、KFC、DirectAsia、大和キャピタルをはじめとするお客様にご利用いただいております。
今回の調達を引き受けてくださった投資家の方のコメントをご紹介します。
Illuminate Financial ルカ・ゾルツィーノ
アジア担当パートナー兼責任者
fileAIは、企業向けAIの最先端を体現しており、企業が直面する最も根深い課題、すなわち非構造化データ管理とスケーラブルなAIアプリケーションの実現に取り組んでいます。今回の追加投資は、fileAIがバックオフィスプロセスを再定義し、金融・保険、ロジスティクスなどの重要セクターにおいて、企業に実質的な価値を提供できるとの自信の表れです。私たちは、fileAIのグローバルな展開とイノベーションを支援できることに大変期待しています。
最後に、ブルーシーツ社 CEOクリスチャン・シュナイダーからのコメントです。
Bluesheets Pte.Ltd. CEOクリスチャン・シュナイダー
今回の資金調達は、私たちがAIを活用したエンタープライズ自動化の再定義に向けた次なるプロセスにおいて、非常に重要な一歩を踏み出しました。私たちは、非構造化データに潜む隠れた価値を解放することで、最大90%のオペレーションコストを削減しながら売上の増加も実現するAIOCRソリューションを提供し、企業が内部から変革できるよう支援しています。この投資により、研究開発をさらに加速させ、より一層の効率向上とお客様への付加価値創出を実現してまいります。
「fileAI」は、過去3年間の徹底した研究開発を経て、2025年Q1に新しいプラットフォームを発表予定です。本プラットフォームは、財務・業務・法務チーム向けに特化した革新的なソリューションで、独自のファイル処理モデルを活用し、複雑な文書の解析・分析・活用に貢献します。文書の比較、差異検出、データ検証、コンプライアンス保証において、高精度かつ高認識の機能を提供します。
「fileAI」プラットフォームにより、企業は大量の文書を正確かつ迅速に処理・理解 できるようになり、手動でのファイル処理に伴うコストを大幅に削減します。非構造データを構造化データに変換することで、企業データの整理と管理を効率化し、データ活用の新たな可能性を引き出します。
【fileAIについて】
fileAIは、先進のAIOCR技術を駆使して、あらゆるファイル形式や文書からのデータ抽出、整理、充実を簡素化することで、非構造化データの自動処理を実現するリーディングプラットフォームです。MS&AD、東芝、KFC、DirectAsia、Ernst & Young、大和キャピタルなど、世界各国の大手企業から指示され、年間2億以上のファイルを処理し、画期的な生産性向上とコスト削減を達成しています。また、200以上の言語に対応しているため、fileAIは多国籍企業にとっても最適なソリューションとなっています。詳細は file.ai をご覧ください。
Ursula Tang, Marketing Manager
fileAI
ursula@file.ai
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